daichiogataってどんなブランド?|ダイチオガタ

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引用Instagram@_daichiogata

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

紳士服のクラシックな装いを、レディースのディテールに落とし込んだドメスティックブランド、daichiogata(ダイチオガタ)

今回は、

  • daichiogataIとは?
  • デザイナー
  • ブランドについて
  • 代表的なアイテム
  • 中古市場での評価

という形で「daichiogata」をご紹介します。

daichiogataのアイテムが気になっている方はもちろん、中古相場についてもお話しますので、フリマアプリでの売却や買取サービスのご利用をお考えの方もぜひご覧ください!

daichiogata(ダイチオガタ)とは?


引用Instagram@_daichiogata

daichiogata(ダイチオガタ)は、2019年の秋冬シーズンよりスタートした日本のブランドです。
(ブランドの正式表記は「daichïoga」。chiのiには“トレマ”がついています。)

コンセプトは「紳士の装いを淑女に」。
デザイナーが、テーラーで学んだ知識や技術を活かしたブランドです。

メンズの伝統的なディテールをウィメンズのウェアデザインに落とし込んだアイテムたちは、主にミレニアル世代の女性から高い支持を得ています。

現在、直営店舗などは持たず、ECサイトで主に販売。(2023年時点)
またシーズンごとに、東京・大阪・名古屋などで展示会や受注会を開催しています。

展示・受注会では、試着や商品予約をすることが可能で、過去には百貨店やセレクトショップで、期間限定のポップアップを開催したこともあります。

女性に向けた、英国のクラシックモダンのスタイルを展開する注目度の高いドメスティックブランドです。

デザイナー


引用Instagram@_daichiogata

daichiogataをデザインするのは、デザイナーの尾形大地(おがただいち)氏。

1993年生まれ、山梨県上野原出身です。

教育学部で大学在学中に服作りについて興味を持ち、大学卒業後に文化服装学院の夜間部に進学。

在学中には服作りの基礎を学びながら、昼間はオーダースーツ店で紳士服作りの経験を積んだそうです。

卒業後は、2019年春に前身となるブランド「アウディローラ」を立ち上げています。

その後、同年の秋冬に「メンズウェアの奥深さを女性にも体感して欲しい」との想いから、テーラードやミリタリー、男性服のエッセンスを取り入れた​ウィメンズブランド「daichiogata」をスタートしています。

ウィメンズのブランドでありながら、自身がそれまで学んで魅了されたイギリスの紳士服やミリタリーをデザインに落とし込んでいます。

ブランドについて

ここからはdaitiogataがどのようなブランドなのか、詳しくご紹介します。

「自分の作りたいものを自信を持って作る」


引用Instagram@_daichiogata

まだ新しいブランドながら数々の著名人が着用するなど、注目を集めている​daichiogata。

実店舗を持たないながら、SNSなどの発信から徐々に注目度が上がり、現在では多くのリピーターも抱えるほどのブランドになっています。

SNSでブランド名を検索すると、アイテムを絶賛する投稿がたくさん見られ、その人気が本物であることが窺えます。

そんな様子を見ると走り出しから順風満帆のように感じられますが、ブランドを始めて1~3年は苦労の時期が続いたんだとか。

ある時、デザイナーの尾形さんは、服作りを続ける中で「お客様が何を求めているか」を考えすぎていることに違和感を感じたそうです。

そんな中、在学中に感じていた「服作りの楽しさ」を思い出し、「自分の作りたいものを自信を持って作る」ことを大切にしようと決心。

すると、徐々に状況が変わってきたそうです。

大好きな古着を解体して中の構造を調べて服作りをしたり、テーラーテクニックを取り入れ、ジャケット裏側、内側の作りなど細部までこだわったり…。

好きなものを作ると割り切った結果、尾形さんの服作りに対する真摯な気持ちや飽くなき探求心に共鳴するファンが増えていきました。

デザイナーは、時にはお客様のニーズを汲み取り、制作する必要があります。
しかし、それだけでは「このブランドで無ければ」という独自性は生まれませんよね。

尾形さんは「​daichiogata」というブランドを、あくまで真っ直ぐに楽しみながら、服作りに向き合っていることが伝わってきます。

素材へのこだわり


アルパカの中でも希少な種を使用したコート生地 引用Twitter@_daichiogata

「daichiogata」のジャケットやスカートは、遊び心もありながらハンサムな仕上がりが特徴です。

細部までこだわったデザインからもデザイナーの強い意志を感じますが、さらに素材にもしっかりとこだわっています。

例えば、経糸と緯糸が異なる糸色の綿100%のギャバジン。
緻密に織りあげた、丈夫でしなやかな仕上がりが特徴です。


コットンギャバ生地を使用した「コンバットドレス」 引用Twitter@_daichiogata

高級感が漂う見た目のほか、気温に合わせて繊維が収縮するため、夏は風通しが良く、冬は暖かい素材で、オールシーズン着ることができる機能性も魅力です。

一方で、少しシワがつきやすいなど手入れの大変さや、経年変化といった天然素材ならではの特徴も。

ナイロン製のように手入れが楽な服とは使い勝手が異なるので、躊躇される方もいるかもしれません。

しかし、天然素材特有の経年変化について、「着る人と一緒に変化していく、育てる楽しさのある服」と尾形さんは言います。
引用Twitter@_daichiogata

表情の変化も楽しめると、手入れをする度に愛着が湧いてくるもの。
身体に馴染んでいくように、自分だけの服を育てていくような過程も、楽しみのひとつと言えるでしょう。

他にも、夏用に羊毛を細く撚って織られた「サマーウール」は、天然素材の持つ通気性とサラリとした清涼感があり、丈夫でシワになりにくい生地です。


サマーウール生地を使用した「マーメイドスカート」 引用Twitter@_daichiogata

透け感があり、薄手ですが、生地そのもののわずかな重みがあるためdaichiogataのコンセプトとマッチするような、きちんとした印象を与えてくれます。

代表的なアイテム

daichiogataの服は、イギリスのクラシックでモダンなスタイルらしく、女性らしさと同時に力強さも感じられる装いが特徴。

展開しているのは、シーズンごとに細部までこだわりが詰まったアイテムたちです。

その中から、定番として展開しているものをご紹介していきます。

定番のマーメイドスカート


引用Twitter@_daichiogata

英国羊毛ツイード、トロピカルとリネン、オリジナルプリントなど、素材を変えながら展開している「マーメイドスカート」。

裾の縫い目が表に出ないよう、「ルイス」という特殊ミシンを使った縫製が特徴です。

この縫製は、例えば学生服やスーツのスラックス、スカートにも同様の仕様が施されており、上品に仕上げられる反面、とても繊細と言われています。

肌触りが良く着心地抜群の「サマーウール」を使用したマーメイドスカートは、生地のドレープを活かした少しエレガントなシルエットが美しいデザインです。

本格的なメンズドレスパンツのようなディティールを取り入れながら、日常使いにも幅広く対応してくれる生地感で、幅広く着こなせる一着です。

ファスナーにはYKKの最高級ライン「エクセラ」を仕様しており、開閉が非常に滑らかに。

ウエストはベルトループが無い分、サイズ調節が可能なアジャスターがサイドについています。

ブリティッシュの定番柄、ブラックウォッチのアイテムを販売したシーズンもあり、こちらも評判だったようです。


引用Twitter@_daichiogata

空手の道着をデザインソースにしたジャケット


引用Twitter@_daichiogata

daichiogataのアイテムの中でも、毎シーズン一番力を入れて作っているのがジャケットです。

その中から、デザイナー自身が幼い頃に習っていたという「空手の道着」から着想を得たアイテム、「道着ジャケット」をご紹介します。

襟はインスピレーションの元となる、道着をイメージした着物のような襟を採用。
フロントの合わせも和服のような形になっています。

肩パッドを省き、芯も薄いものを使って、ライトな仕上がりで軽く羽織れる仕様。
裏地がストライプになってるので、折って着ると可愛らしいデザインも特徴です。

軽めですがしっかり毛芯を据えているので、立体感も耐久性もしっかりとしています。

クラシックな印象のジャケットでありながら、日本らしさをデザインに落とし込むという粋な遊び心。
ブランドの在り方を象徴しているような一着といえます。

着用した際にクラシカルでエレガント感を演出する肩線や、角を落としたフラップ付きのポケットにも注目。

内側にはブランドのアイコンになりつつある半月型フラップ付きポケット。
脇には汗止めも付いており、細部まで配慮のある一着です。

素材は「LIBECO社」のリネン100%の生地を使用。
着込むほどにクタッと身体に馴染んでいき、愛着の深まる生地です。

セットアップとしてもおすすめのベルギーリネンを使用したスラックスもおすすめです。


セットアップで着れる「道着トラウザー」 引用Twitter@_daichiogata

「女性用戦踊服」


引用Instagram@_daichiogata

「女性用戦踊服」をテーマにデザインしたコンバットドレス。

少しのカーブとダブルステッチの効いたデコルテラインで美しいシルエットが特徴です。

さりげない前立てや、胸元にあるステッチがデザインのポイント。

ラグランとは少し違うカーブの効いた肩のラインと、そこから伸びるランタンスリーブ。

ウエストはサイドにゴムがあることで、締め付け感はなくともメリハリのあるシルエットを演出します。

また、ドレッシーな女性らしい印象でありながら、しっかりポケットが付いたデザインもポイントです。

かつて男性服のみに付いていたと言われる、実用性のあるポケット。
紳士服の装いをレディースへ落とし込んでいる、daitiogataならではのデザインです。

生地は、トレンチコートのようなコットン100%ギャバジン生地。
耐久性があり、経年変化も楽しめます。

カラーはベージュに見えますが、経糸と緯糸の色を変えた玉虫色の記事で、光の当たり方で表情が変わります。

デザイナーがとことんこだわったという、コンバットドレス。

満足感のある、長く愛用したい一着です。

中古市場での評価

ここまで、daichiogataについて解説してきました。

ここでは、daichiogataって中古市場ではどんな評価をされているの?という事についてお話していきます。

まだ中古市場での取引数は多くはありませんが、daichiogataのアイテムは高く評価され、高額で取引されているのが見受けられます。

ブランドとしての独自性も強く、daichiogataではなければ!というファンもいる中で、中古市場に出品されたアイテムはやや「レア」なものとして人気が集まる傾向があるようです。

シーズンごとに大きくデザインを変えるのではなく、定番品としてこだわったアイテムをリリースしている点も中古市場での評価としてはプラスに働いており、購入の年数をあまり問わず、高評価での取引が可能です。

KLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
気になるお品物をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださりありがとうございます。

「紳士の装いを淑女に」をコンセプトに、デザイナーが学んだ知識や技術を活かした日本のブランド、daichiogata。

KLDではdaichiogataのお買取を強化しております。

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