Casablancaってどんなブランド？｜カサブランカ
引用instagram@casablancabrand
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
どこか懐かしいような、でも全く新しいような不思議な魅力のあるプリント柄が人気のブランド、Casablanca。
フランスのブランドでありながら、デザイナーのルーツであるモロッコの異国情緒も感じられるデザインが特徴です。
今回は、
- Casablancaとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番・人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
「Casablancaが気になっている！」という方はもちろん、お買取についてもお話していきますので、「手放したいCasablancaのアイテムがある」という方にもぜひ最後までお読みいただきたい記事になっています。
目次
Casablancaとは？
Casablancaは、2018年にフランス/モロッコのデザイナーCharaf Tajer（シャラフ・タジェル）氏によって創立されたフランスのファッションブランドです。
テニスウエアから着想を得た特徴的なデザインと、ナポリの伝統的な仕立ての技術により高級感のある快適な着心地に定評のあるブランドです。
2019年に行われた初のランウェイ・ショーでは「高級テニスクラブ」をイメージしたラグジュアリーなムードで鮮烈なデビューを飾りました。
デビュー当時から業界やファッショニスタ達からの評価は高く、あっという間にラグジュアリーブランドとしての地位を確かなものにしました。
鮮やかな色使いと大胆なデザインセンスはストリートファッションシーンにおいても高く評価され、世界的人気を誇るK-POPグループ「BTS」メンバーが衣装として着用するなど非常に注目を集めています。
その証拠にCasablancaのアイテムは現在世界中の300箇所にものぼる卸先で販売されており、今後も新店舗の出店に意欲的です。
2023年には最高経営責任者（CEO）に「ステラマッカートニー」をはじめとしたラグジュアリー業界での経験の長いフレデリック・ルコフ氏を任命し、ブランドとして新たな一歩を踏み出しました。
デザイナー
CasablancaのデザイナーであるCharaf Tajer（シャラフ・タジェル）氏はモロッコとパリにルーツを持つファッションデザイナーです。
モロッコで生まれ、3歳の頃にパリのベルヴィルという街に移住しました。
ベルヴィルはパリの中でも移民が多い街で、シャラフ氏は幼い頃から様々な人種の人々と関わりながら過ごします。
宗教や人種関係なく一個人を尊重することを幼少期に学んでおり、その経験はCasablancaの常識や形式に囚われない斬新なデザインに生かされているのではないでしょうか。
2008年にはクリエイティブ集団「パン・オ・ショコラ」にクルーの一員として参加し、クラブ「ル・ポンポン」、ファッションブランド「ピガール」などで経験を積みました。
ブランド名であるCasablancaは、生まれ故郷であるモロッコの都市、カサブランカが由来となっています。
カサブランカ、『ハッサン2世モスク』 引用vogue.co.jp
シャラフ氏の両親はカサブランカで出会い恋に落ちたことから、彼の中でカサブランカは「愛の象徴」だと語ります。
洋服を通して愛を表現したいと考えるシャラフ氏にとって、ブランド名はカサブランカ以外は考えられなかったそうです。
シャラフ氏がファッションに興味を持ったのは、11歳の頃に出会ったラコステがきっかけだと語っています。
その後16歳でヒップホップに目覚め、20代前半までアメリカ西海岸寄りのスタイルでいたそうです。
その後スーツにハマり、ジャケットのインナーにヴェルサーチェのシルクシャツを合わせるルックが彼の中で定番となりました。
このスタイルは、現在のCasablancaの源流といえるでしょう。
Casablanca立ち上げのきっかけは、既製品の中には自分が着たいと思える服がなくなったこと、そして自分自身の美学を発信するためとのことです。
スキンヘッドにサングラス、たっぷり蓄えられた口ひげというインパクト抜群の外見の彼は、実は大の親日家でもあります。
これまでの来日は25回を超え、2022年春夏コレクションでは日本からインスピレーションを受けて作られた作品を発表し、富士山や首里城といった日本の風景がプリントされたシャツは大きな話題となりました。
富士山、日本庭園にテニスコートを合わせた不思議な景観のジャケット（22SS） 引用wwdjapan.com
「いつか富士山を望む場所に一軒家を建てるのが夢」と言うほど日本を愛しており、新型コロナウィルスの影響で来日が叶わなかった時期は「早く帰りたい」と嘆いていたそうです。
自由な発想と伝統的なエレガントさを感じられるCasablancaのスタイルは、彼自身の人柄がよく反映されています。
ブランドの特徴
シルクシャツ
「Casablancaと言えば総柄のシルクシャツ」と言っても過言ではないほど、ブランドを代表するアイテムです。
着心地の良い滑らかなシルク素材にドレープが施されたデザインで、ラグジュアリーなムードの中に抜け感も感じさせる逸品です。
Casablancaの象徴ともいえるシルクシャツの柄は、全て専属のペインターであるクエンティン・ビドー氏による手書きで制作されています。
シャツをはじめとしたCasablancaの柄やフォントは、全てシャラフ氏とクエンティン氏の2人で話し合いながらデザイン画を描いていくそうです。
1つの柄をフィックスさせるまで200時間以上かかることもあり、パリ生まれのファッションブランドならではの妥協のないクオリティが感じられます。
モロッコとフランスの文化を融合させた独自の世界観
シャラフ氏はモロッコとフランスの２カ国にルーツを持ったデザイナーです。
その生い立ちから、カサブランカという都市が持つノスタルジックな土地柄から着想を得た大胆なグラフィックと、パリらしいラグジュアリーかつエスプリの効いた一筋縄ではいかないデザインで独自の世界観を確立しています。
Casablancaのアイテムはスポーツウェアを基本としていることが多いですが、素材には高級感溢れるシルク素材を使うなど相反する要素をCasablanca流に昇華しグレードアップしています。
そのためモードファッション好きからストリートファッションファンまで、幅広い層の琴線に触れる他にないブランドとして、その動向には常に注目が集まっています。
Casablancaの人気アイテム3選
Gradient Monogram Silk Shirt
Casablancaを代表するシルクシャツにブランドモノグラムが描かれており、空の色が夕焼けに変わっていくようなグラデーションが美しいアイテムです。
100％シルク素材で作られており、実際に着てみると滑らかな着心地に驚きます。
体にフィットし過ぎず、程よいゆとりがあるため羽織るだけでこなれた印象になるのも嬉しいポイント。
夏のバカンスに着る服や、パッと主役になれるアイテムをお探しの方にぜひおすすめしたいシャツです。
Tennis Club Ring
中央にCasablancaのロゴマークが刻まれた、「高級テニスクラブ」をイメージして作られたゴールドのリングです。
エレガントさの中に少しユーモアも感じられるデザインとなっており、コーディネートの「外し」としても主役としても活躍できるアイテムです。
存在感のあるリングが欲しい方に一押しのアイテムです。
Black & White Wave Polo Dress
美しいウェーブを描くネックラインが印象的な黒×白のポロドレスです。
テニスウェアから着想を得て作られており、胸元にはCasablancaのモチーフが施され高級感をプラスしています。
体にフィットする縫製となっており、動きやすくスタイルアップが叶う1着。
スポーティにまとめたい時はスニーカー、綺麗めが気分の日にはハイソックス＋ローファーなど、足元で表情を変えることができます。
一見スポーティですが、素材や作りの丁寧さからCasablancaらしさを存分に感じられるポロドレスです。
買取、中古相場について
ここまで、Casablancaの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
Casablancaは中古市場で総じて高い評価を受けており、強気のお値付けで売ることができるブランドといえます。
とくにシルクのシャツなどは不動の人気アイテムとして、様々なシーズンのものが高額で取引されています。
まだまだ国内での取引数は多いとはいえませんが、今後さらに注目度が上がっていくであろうことや、現在の希少性なども鑑みて、強気のお値付けで売却が可能かと思います。
ですが、シルクのシャツというデリケートな素材のものが人気商品ということで、売却を少しでも考えている場合には日頃のお手入れにも気を配り、クリーニングなどで綺麗な状態に保っておくことをおすすめします。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
「売ろうかな…？」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
どこか懐かしくて新しい、鮮烈なグラフィックに心惹かれるブランド、Casablanca。
KLDでもCasablancaのお買取を強化しています。
インポートカジュアルブランド、モードブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
宅配買取というと、
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ありがとうございました！
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