toogoodの定番・名作コート8選|トゥーグッド
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
イギリスのデザイナー姉妹が作る、ミニマルで洗練されたウェアを展開しているブランド、toogood(トゥーグッド)。
今回は、そんなtoogoodのなかでも「コート」というアイテムにフォーカスしてご紹介していきたいと思います。
生地を多く使った贅沢なシルエットの服は、toogoodというブランドの得意とするところ。
どれもブランドらしさが存分に発揮されたアイテムばかりです。
今回は、
- toogoodってどんなブランド?
- toogoodの名作、定番コートたち
というかたちで解説していきます。
目次
toogoodとは?
toogoodは2014年春夏シーズンに、ロンドン出身の姉妹がスタートしたファッションブランドです。
姉のFayeはインテリアデザイナーとしてデザインやプロダクト、スタイリングを手掛けています。
一方、妹のEricaは、名門高級紳士服で知られるサヴィル・ロウでパターンやカッターとして経験を積み、長年ファッションの世界に携わっています。
左からFaye Toogood/Erica Toogood 引用元 ginzamag.com
Fayeのインスピレーションをもとに、Ericaが洋服として具現化していくというプロセスでの服作りをおこなっています。
そのようにして、まさに2人のうちどちらが欠けても生まれない、2人の感性が絶妙にミックスされた魅力的なアイテムが展開されています。
toogoodについてはこちらからもどうぞ
また、toogoodの商品には、アイテムごとに職業名が付けられており、その職業の人が着用する服、いわゆるワークウェアからインスピレーションを得て製作をされています。
今回はコートのカテゴリから8つのアイテムをご紹介します。
たっぷりと贅沢に上質な生地を使うことの多いtoogoodのコートは、ブランドの世界観を存分に味わえるアイテムのひとつといえます。
toogoodの名作コート8選
それでは、ここからはそんなtoogoodの名作、定番コートをご紹介していきます。
上述のようにさまざまな職業をモチーフに、toogood姉妹のフィルターを通してデザインに昇華したものばかりです。
私たち古着屋の視点から見た「流行に流されず長く使える、もし売る事になっても高く売れる」名作モデルばかりですので、ぜひご参考にされてみてください!
THE FENCER COAT(剣士)
フェンシング選手をイメージしたデザインのコート。
パターンが縦に切り替えられており、直線的なラインが非常に美しい一着。
ゆったりした身頃とドロップショルダー仕立てで、生地を贅沢に使用。
上品な雰囲気がありながら、程よいリラックス感もあるコートです。
素材にはカシミア、ウール、ナイロン混紡の生地が使われていて、柔らかさと光沢感のある上品な仕上がりになっています。
また、裏地のない一枚仕立てになっており、柔らかさに加え保温力も抜群。
ハイネックに仕立てられている襟は、ボタンを外して開いた状態で着ても素敵です。
袖口のボタンは、2つ取り付けられていて2段階の調節が楽しめるようです。
コートに取り付けられた全てのボタンが大きいところは、まるでドールの服を思わせるような印象もあり、デザインのアクセントになっています。
こちらのTHE FENCER COATはカジュアルな印象のアイテムとは少し違い、toogoodならではの気品がある仕上がりになっています。
THE EXPLORER COAT(探検家)
引用元 phaeton-co.com
未知の領域に赴き調査する探検家をイメージして仕立て上げられたコート。
コットン生地に手染めでペイントされたデザインが特徴的で、toogoodの中でも少々癖が強めのアイテムです。
しかし、THE PHOTOGRAPHER JACKETと共にtoogoodの代名詞とも言えるTHE EXPLORER COATは、非常に人気のあるコートです。
ポンチョの様に身体をすっぽりと覆うほどゆったりとしたシルエットと、かなり太めで余裕のある袖先も魅力的です。
フードや袖口のドローコードはそのまま垂らした状態でも雰囲気よく着ることができ、中央のジップの開閉で印象を変えることもできます。
また、インナーにTHE PHOTOGRAPHER JACKETを合わせて着るのがおすすめとされているようなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
toogoodのジャケットについてはこちらから
THE OIL RIGGER COAT(整備士)
引用元 modesens.com
THE OIL RIGGER COATも、初期から発売されてきたコートで、各種の機械の整備をする要員をイメージして仕立て上げられました。
18世紀から、イギリスのヨークシャーという地方ではカシミヤを手織りしているそう。
機械ではなく、手作りで織るという伝統的な製法で織られたカシミアは、とても貴重な素材です。
そのカシミアを使用して仕立て上げたコートは、まるで和服のような印象すら与える佇まいに。
袖の丈は肘と手首の間くらいの位置で短め、着てみると羽織のような形になります。
また、裏付けには100%シルクの生地が贅沢に使用されていて、最上級の仕様のコートでもあります。
贅沢な生地を使用していることもあり、ブランドとしても特別な位置付けといえるアイテムのひとつです。
THE ARTIST COAT(芸術家)
引用元 clothbase.com
芸術作品を創造し、表現する芸術家をイメージして仕立て上げられたコートです。
首に沿って立つ折り返しのないすっきりとした襟元から、Aラインに大きく広がるシルエットが特徴的です。
前のボタンを開けていても身体のラインは綺麗に見え、また、腕の部分もゆったりとしたシルエットで、締め付けた感じのないスラっとした印象を与えてくれます。
定番アイテムとして、様々な生地で展開されており、ワックスドコットン、コーデュロイ、和紙のようなペーパークロス…と好みに合わせて選べそうなラインナップ。
toogoodの中でも丈が長めのロングコートで、現在、素材はそこまで厚手のものはなく、レイヤードによって長いシーズン愛用できそうな一着です。
THE HOUSEKEEPER COAT(家政婦)
引用元 phaeton-co.com
家庭における家事の補助や代行を行う家政婦をイメージして仕立て上げられたコートです。
一見不規則に配置された形と大きさの違うポケットは、着てみると実はちょうどいい場所に配置されており収納性が高く、忙しく家事を行う家政婦を思わせるポイントになっています。
また、首元にはチンストラップが施されていて防風性にも優れた作りになっているため、真冬まで使えるコートとしておすすめしたい一着です。
コットン地のもの、ウール地のもの…と、春夏と秋冬の両シーズンで素材を変えて発売されているアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
同じく家政婦をテーマにした「THE HOUSEKEEPER DRESS」というプルオーバータイプのワンピースも展開されています。
THE PLOUGHMAN COAT(農夫)
引用元 phaeton-co.com
農作業をする農家、農民をイメージして仕立て上げられたコートです。
全体に生地を贅沢にとって、ゆったりとした仕上がりになっています。
オーバーサイズのフードは取り外しが可能で、取り外すとステンカラー仕様になり、シルエットがすっきりするので印象がガラッと変わります。
太めに作られたアーム部分は可動域も広く、大きく作られたポケットは中で更にポケットが分かれているため収納に優れています。
ウエスト部分内側にはドローコードがあり、コードを絞ればちょっとしたシルエットの変化も楽しめます。
現在展開している素材としては、シャワープルーフを施したコットンリップストップ生地や、ワックスドコットンのものなどが存在します。
モッズコートのような感覚で、カジュアルに着ていただけるアイテムといえるでしょう。
THE OFFICER COAT(役人)
引用元 phaeton-co.com
ベーシックなPコートをtoogood流に解釈したTHE OFFICER COAT。
Pコートは元々、イギリス海軍の士官候補生が着るリーファーコートが起源とされているそうです。
カチッとした硬めのイメージから、役人のコートというインスピレーションにつながったのでしょうか。
そんなTHE OFFICER COATですが、toogood流のPコートということでゆったりめのサイズ感は健在。
丈も通常のショートPコートよりは長めで、ロングコートよりは短めの絶妙な丈感といったところでしょうか。
肩が落ちるデザインと大きめの襟で、硬めのユニフォームを着崩しているような雰囲気にも見えるので、フロントのポケットに手を入れながらクールに歩きたいような一着。
昔ながらのPコートは生地も硬いし袖や身頃がタイトで着ると疲れる…というようなイメージを持っている方にもぜひ着てみていただきたいPコートです。
THE MESSENGER COAT(メッセンジャー)
引用元 arknets.co.jp
2021AWシーズンの新型コート。
手紙や書類を届ける人、メッセンジャーをモチーフにしたアイテムです。
イギリスらしいチェックのワックスドコットン生地や起毛感のある独特のコットン地を使用したものがあり、どちらもtoogoodらしい仕上がり。
全体のシルエットは、ゆったりとしたtoogoodお得意のリラックスムードのある佇まいです。
一見シンプルにも見えるステンカラーコートですが、横から見ると前後の丈に差があり、境目に深いスリットが入っています。
スリット部分にはボタンが2個付され、開閉によってスリットの深さを変えることができます。
イギリスの名門、MACKINTOSHのコートのようにバサッと羽織りたい一着。
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ミニマルで無駄のないデザインで長く着続けられるのが魅力のtoogoodのお洋服ですが、理由があって手放さなければならないタイミングなどはあるかと思います。
その際に、KLDのことを思い出していただければとても嬉しいです。
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