東京オリンピックの公式ウェアはどこのブランド?世界の国々からピックアップしてご紹介
こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。
東京オリンピックが、ついに7月23日から始まりましたね!
私たちブランド古着屋としては、気になるのが各国のユニフォームをデザインしたブランドたちです。
各国、有名ブランドが手掛けていますよね。
今回は、今回の東京オリンピックにおいて各国でユニフォームのデザインを手がけたブランドをまとめてみようと思います。
各国とても魅力的なブランドがデザインを担当していて、とてもお洒落な仕上がりになっています!
目次
日本:アシックス(ASICS)/アオキ(AOKI)
まず、日本の公式ユニフォームは、アシックス(ASICS)が手がけました。
引用元wwdjapan.com
紙を折って包む「折形」や着物を2枚以上重ねて楽しむ配色「かさねの色目」など、伝統的な技法に着想したオリジナルグラフィックが特徴となっています。
確かに、直線的なラインが印象的に重なり合っていますよね。
Tシャツやポロシャツの柄は、1枚の生地にプリントをほどこし、そこからパターンに沿って切り出すので一つとして同じ柄のものが無いそうです。
また暑さ対策として、脇などの高温多湿になる場所にメッシュ素材を施す最新技術を開発したそう。前回大会のウエアより5倍の通気性を実現しています。
ジャケットは誰でも容易に着脱できるマグネットファスナーを使用するなど、ストレスのない設計に。
2019年に実施した、全国からスポーツウェアを回収し、日本代表選手団オフィシャルスポーツウェアなどに再生する「ASICS REBORN WEAR PROJECT(アシックス リボーン ウェア プロジェクト)」によって作られたリサイクル糸(再生ポリエステル材)を活用するなど、サスティナブルな試みもおこなっており、デザインだけではないトータルでの格好よさも感じますね。
開会式や式典で着用する公式服装は、紳士服チェーン大手のアオキ(AOKI)が担当しています。
全選手に向け、オーダーで制作。
白のジャケットは、「工」の字を斜めに崩してつなぎ合わせた伝統柄「工字繋ぎ」を陰影でプリントしています。
ストレッチ性と通気性を併せ持ち、防シワ加工を施した素材を採用。快適性にも気を配ったストレスフリーな設計に。
ネイビーのジャケットのセットは、縁起がいいとされる「七宝柄」「うろこ柄」「縞柄」などの伝統柄を使ったネクタイとスカーフを合わせてコーディネートに華やかさをプラス。
ボトムスは選択性で、男性用はノータックとワンタック、女性用はパンツとキュロットがあるようです。
アメリカ:ラルフ ローレン(Ralph Lauren)
アメリカの開会式ユニフォームはラルフローレンが担当しました。
引用元wwdjapan.com
爽やかな白をベースに、ネイビー、赤をポイントで入れた清潔感のあるコーディネート。
ドローストリングジャケットの下はポロシャツ、デニムパンツを合わせており、程よくカジュアルな印象です。
サスティナビリティにも配慮しており、ジャケットとストライプベルトは、ペットボトルを再生したリサイクルポリエステル“リプリーブ(REPREVE)”を使用。デニムパンツには、植物由来の素材や農業副産物など再生可能な資源から作る人口レザー“ミルム(MIRUM)”のパッチが付いているそうです。
レプリカの販売も行われるそうなので、二次流通市場にも注目ですね。
フランス:ラコステ(LACOSTE)
フランスは、ワニのマークがトレードマークのラコステが担当。
引用元wwdjapan.com
フランスの象徴であるトリコロールカラーを大胆に配置したウェア類を展開。
パーカーは、風になびくフランス国旗からインスピレーションを得て、ボリューム感のある軽い素材で作られています。
また、日本へのオマージュとして着物風のスリーブを採用。
首の内側には、ブランド創設者で7度のグランドスラム優勝を果たしたルネ・ラコステ(Rene Lacoste)が大切にしていた、“RIGOUR(厳格さ)”“PERSEVERANCE(忍耐力)”“TENACITY(粘り強さ)”“ CONFIDENCE(自信)”の4つの言葉をあしらっているそうです。
大胆な配色とややオーバーサイズ気味のパーカー、キモノ風のスリーブなど、個人的に一番お洒落に感じたのがフランスでした。トリコロールのワニの刺繍も可愛いですね。
イタリア:エンポリオ アルマーニ EA7(EMPORIO ARMANI EA7)
イタリアは、エンポリオアルマーニのスポーツラインと位置づけされる、「EA7」が担当。
なんといってもフロントの円形のデザインが目を惹くイタリアのユニフォーム。
これは開催国である日本の国旗の「日の丸」を、イタリア国旗のカラーで表したデザインです。
EA7は、開会式や表彰台に上がる際に着用するユニフォームをデザインしており、こちらに掲載の写真は表彰台で見られるものです。
アルマーニ氏は今回の取り組みについて「東京で開催されるオリンピックにて、イタリアチームのために、私は日本に敬意を表し、最近訪れた日本の温かさ、また歓迎してくれた日本に、視覚的にその敬意を表す服を作りました」と語っているそう。
スウェーデン:ユニクロ(UNIQLO)
スウェーデンの担当は日本企業であるユニクロ。
UNIQLO公式Instagramより引用 instagram.com
3大会連続でH&Mが手がけていたスウェーデンの公式ユニフォームですが、今回はなんと日本が誇るユニクロが担当することに。
ユニクロは2019年に同国とパートナー契約を結んだことで、今回の抜擢となったようです。
スウェーデンの国旗をイメージしたグラフィックや、イエローとブルーを基調にしたシンプルなデザインを採用。
ポロシャツやフードジャケット、パーカ、トラックパンツなどが展開されています。
全体的にシンプルでクリーンな印象は、ユニクロの印象そのままに、スウェーデンのために作られたものという感じで好感が持てます。
オーストラリア:アシックス(ASICS)
オーストラリアは、こちらも日本と同様にアシックスが担当。
引用元afpbb.com
オーストラリアを象徴するグリーンとゴールドの配色をベースに、折り紙をモチーフにしたグラフィックを配置したデザイン。
アボリジニのアーティストであるポール・フレミング(Paul Fleming)がデザインした、先住民族のタトゥーのような模様を施したTシャツも展開しています。
イギリス:ベンシャーマン(BEN SHERMAN)
イギリスは、開会式と閉会式に着用する服をベンシャーマンが制作。
BEN SHERMAN公式Instagramより引用 instagram.com
シックなネイビーのカラーが印象的なトラックジャケットがポイントのコーディネート。
ベンシャーマンは1963年創業のブランドで、ボタンダウンシャツが有名。
設立以来、ビートルズ、ローリングストーンズ、オアシスなど、イギリスを代表するミュージシャンに支持しされてきた、実にイギリスらしいブランドです。
カナダ:ハドソンズ・ベイ(HUDSON’S BAY)
カナダの公式ユニフォームは、カナダの老舗百貨店であるハドソンズ・ベイが担当しました。
HUDSON’S BAY公式Instagramより引用 instagram.com
色が落ちたデニムジャケットに、カナダの国旗や国名をペイントしたように配置しているのがかなり印象的。
中にはカタカナで「カナダ」と書いてある部分もあって、日本人から見るとお茶目な雰囲気も感じます。
ハドソンズ・ベイは、2006年のトリノオリンピックからオリンピックの公式ユニフォームを担当しているとのこと。
ファッションブランドというよりは百貨店が担当したということで、日本でいえば伊勢丹や三越がユニフォームを担当するようなものでしょうか?
老舗百貨店という響きの硬さとは裏腹に遊び心のあるデザインになっているように感じます。
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以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
まだまだご紹介しきれないブランド、国はたくさんあるのですが、今回ご紹介したブランドだけでもかなり見応えがあったのではないでしょうか?
私たちKLDでも、今回ご紹介したアシックス、ラルフローレン、ラコステ、EA7…などはお買取り強化いたしておりますので、オリンピックに関係のあるものでもないものでも、もし売却をお考えのものがありましたらお気軽にLINEなどからご相談ください!
また、こちらの記事でもKLDが高価買取ができる理由を説明しています。
KLDがブランド服を高価買取できる理由