SELF PORTRAIT(セルフポートレイト)の偽物、判別方法について
繊細なレース使いが印象的なSELF PORTRAIT(セルフポートレイト/セルフポートレート)。
日本国内では正規販売店として伊勢丹、バーニーズニューヨーク、ミッドウエスト、リステアなどのセレクトショップにて取り扱われており、他にもFarfetchやBUYMAなどの並行輸入、ヤフオクやメルカリでの個人取引も盛んで中古市場でも高い価格で取引が行われています。
人気ブランドの宿命といいますか、残念ながらセルフポートレイトにおいてもコピー品、フェイク品等といわれるようないわゆる”偽物”が存在しており、ネットで一般的に閲覧できる販売サイトであってもその商品が平然と出回っている可能性があります。
本記事では一例ではありますが、セルフポートレイトの正規品、コピー品を見分けるポイントを解説します。
■品質表示タグ(内タグ)の有無
国内正規品でも並行輸入品であっても、それが正規の品であれば素材などの内容を記した内タグが付いていることがほとんどです。
■ハンガーループへのブランドロゴプリントの有無
ハンガーループとはワンピース等の型崩れを防止するために裏側に付された紐状のループのことです。正規品においてはこのハンガーループにも一定の間隔で[self-portrait]の名がプリントされています。
■紙タグ裏に商品情報が記載されたシールが貼られているか
正規品の紙タグにおいては分厚い紙タグの裏に品番、モデル名、カラー、サイズ、バーコードなどが記載されたシールが貼られています。
当社が確認したフェイク品においては、この紙タグの裏に何もシールが貼られていませんでした。
実際にフェイク品を手に取った限りでは質感はかなりしっかりしており、縫製も丁寧でジッパーもYKK社のものが使われており、すぐに偽物だと判断することは非常に難しい仕上がりでした。推測ですが、セルフポートレイトの類似品に対してタグを付け替えるなどの手法によって流通している可能性もあるのではないかと思います。
これらの点は当社が実際に見たフェイク品を参考にしており、上記判別方法がすべての品に該当するとは限らないことにはご留意ください。