OUR LEGACYの定番アイテム・コラボレーション|アワーレガシー
こんにちは。ブランド古着のKLDです。スウェーデンのストックホルムで立ち上げられたブランド「OUR LEGACY(アワーレガシー)」。
グラフィックや音楽、スケートボードなどのストリート文化を背景に、普遍的なアイテムに自分たちのアイデンティティを表現しているブランドです。
ブランドをスタートしてから、ランウェイでの発表はせずとも躍進的なブランドの成長を見せ、日本でも人気が広がっています。
今回は、
- OUR LEGACYとは?
- 人気の定番アイテム
- 他ブランドとのコラボレーション
- 中古市場での評価
という形で、OUR LEGACYの定番アイテムと他ブランドとのコラボレーションについて、ご紹介していきます。
また、中古相場についても解説していきますので、ご購入をお考えの方だけでなく、お買取サービスなどのご利用をお考えの方もぜひご覧ください。
目次
OUR LEGACY(アワーレガシー)とは?
OUR LEGACY(アワーレガシー)は、2005年にスウェーデンのストックホルムで立ち上げられた、メンズ・レディースのコレクションを展開するブランドです。
作り上げてきたのは、ヨックム・ハリン、クリストファー・ニイン、リカルドス・クラレンの3人。
ブランドの特徴として驚くのは“アパレルやファッションのデザイン”についての教育や指導を受けたことがないまま、ここまでブランドを作り上げてきていることです。
3人の共通点は「グラフィックや音楽、スケートボード」といったストリートカルチャーを受けて育ったことだけ。
その背景もあり、OUR LEGACYのアイテムは、教科書通りとは異なる自由なテーマをシーズンごとに追求しています。
そんな彼らだからこその固定概念のない発想に、熱烈なファンが多く、いま世界中に広がっているブランドです。
OUR LEGACYについてはこちらの記事もどうぞ
OUR LEGACY公式Instagramより引用 ourlegacy こんに...
ブランドの成長と変革
ベルリン店 引用ourlegacy.com
これまでのOUR LEGACYの成長の特徴として、ブランドのローンチからの成長が非常にスピーディーであることが挙げられます。
2005年にTシャツというアイテムだけでブランドを設立したあと、たった2年でフルコレクションを発表するブランドへと成長。
さらに1年後の2008年には、ストックホルムに旗艦店をオープンしました。
この急激な躍進スピードには目を見張るものがありますが、当時の旗艦店のオープンについて、ブランド創設者達はインタビューで
「旗艦店というと大げさだけど、当時僕達には最も現実的な決断だった」
と語っています。
いわゆるファッションブランドは、コレクションの発表をランウェイで発表することが通常です。
しかし彼らは、「ランウェイでの発表は行わない」と決めており、それでも新たな挑戦を続けたいという思いから、コレクションを綿密に表現できる場所のひとつとして、旗艦店オープンに踏み切ったのだそう。
こういった思い切ったブランド戦略も「アパレルブランドとは」という固定概念にとらわれない彼らの、自由な歩みによるものなのかもしれません。
その後2012年にストックホルムに旗艦店を増やし、スウェーデンのヨーテボリにもショップをオープン。
さらに2014年には、初の国外旗艦店となるロンドン店やベルリン店と、次々に完成させました。
日本でも非常に人気が高く、現在はH BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティ&ユース)や、代官山・中目黒のファッション感度の高いセレクトショップなどを中心に、コレクションが展開されています。
人気の定番アイテム
OUR LEGACYのアイテムから感じるのは、“クラシックなデザインをベースにした、現代的なリアルクローズ”や“北欧らしいミニマムさと少しの遊び心”。
OUR LEGACYというブランド名は「LEGACY(遺産)」という言葉が入っているように、“次の世代になにか大事なものを渡す”という意味合いから名付けられています。
“教科書”の無いOUR LEGACYではありますが、スタイルの基盤となるのは、トレンドに左右されることはない、あくまでもベーシックで普遍的なもの。
そこに自分たちのアイデンティティを、さり気なく落とし込んだデザインを多く展開しています。
インタビューでは「ベーシックなだけではつまらない、引き継がれない」と答え、OUR LEGACYらしさの全てがこの一言にあることが伺えます。
ここからは、常に人気のあるOUR LEGACYの定番アイテムをいくつかご紹介します。
MOHEIR CARDIGAN(モヘアカーディガン)
まるで髪の毛のような柔らかさで、抜群の肌触りと温かさを感じられる、モヘア生地を使用したカーディガンアイテム。
ボックスシルエットを採用しており、抜け感のあるリラックスしたフィット感が特徴です。
2つ配置されたフロントポケットは、実用性も兼ね備えており、肌寒いときはアウター代わりにもぴったり。
どんなインナーとも好相性なVネックが、胸元をすっきりと見せてくれます。
また見た目こそふんわりと厚みを感じますが、柔らかなモヘアはごわつきがないので、同色系のアウターの中に仕込むのもいいですね。
またカラーはベーシックカラーの他に、鮮やかなのものやチェック柄なども展開されており、アクセントを加える着こなしもおすすめ。
モヘアの素材感と、カーディガンならではの多様さを楽しめる、シンプルだけど主役にもなる、OUR LEGACY定番の人気アイテムです。
チェック柄 引用store.hpplus.jp
BORROWED SHIRT(ブロウシャツ)
OUR LEGACYの定番シャツと言えば、大きめシルエットの「BORROWED SHIRT(ブロウシャツ)」。
空気を含んだようにゆとりのあるシルエットと、肌触りのよい薄手の良質な素材を採用しているのが特徴です。
使用している生地はシーズンによって特徴が異なりますが、中にはシワ加工が施された素材感を楽しめるデザインのものも販売されています。
着丈に比べて身幅を広く取った、少しジャストサイズから外したようなオーバーサイズですが、それこそまさに“Borrowed Shirt=借りてきたシャツ”。
しかしカジュアル過ぎず、ドレス感もあるデザインで、きれいめに着用もできます。
合わせるボトムスを選ばないので、テーパードの効いたスラックスでも、タックがたっぷり入ったワイドボトムスでも相性は抜群です。
世代も、性別も、国籍も問わずどなたでもしっくりくるような、定番のシャツです。
BORROWED CHINO(ブロウチノ)
OUR LEGACYの定番スラックスといえば最初に挙げられるのが「BORROWED CHINO(ブロウチノ)」。
フロントにプリーツが入ってゆったりとしたリラックしたフィット感ながら、膝下から下は綺麗にすとんと落ちるストレートシルエット。
使用されている生地はシーズンによって異なりますが、その時々に最適ななめらかで上質な素材を使用していて、いつものスタイルをオーセンティックでクラシカルなコーディネートに格上げしてくれます。
ジャケットなどに合わせたトラッドスタイルはもちろん、カットソーにスニーカーといったカジュアルなスタイルにも合わせられる汎用性の高さも人気の秘訣です。
22AWコレクションのブロウチノ 引用ourlegacy.com
LADON(ラドン)
「LADON(ラドン)」は、OUR LEGACYで展開するアクセサリーの中でも定番的に人気があるアイテムです。
無骨でカジュアルな印象のレザーを使用しています。
ネックレスとしてはもちろん、ベルトループにつけてウォレットチェーンとして使うこともできます。
結び目のある革紐に、金属製の留め金と刻印されたWリングが特徴で、ギフトにも非常に人気のあるアクセサリーです。
レザーを使用していることで華やかすぎず、どんなスタイルにも馴染みやすく、男性がコーディネートに取り入れやすい点が、ギフトに人気の要因です。
他ブランドとのコラボレーション
ここからは、OUR LEGACYとタッグを組んだコラボレーションのトピックをご紹介します。
STUSSY × OUR LEGACY
ステューシーとのコラボのルック 引用hypebeast.com
2020年8月に初めてコラボが発表され、現在まで継続的に協業を続けているブランドが「STUSSY(ステューシー)」。
ステューシーは、アメリカの南カリフォルニアのサーフシーンで「ショーン・ステューシー」によって展開され、今もなお世界中にファンが絶えない、元祖ストリートカジュアルのアパレルブランドです。
シーズンによって、テーマの大枠やどちらのブランドが中心となってプロデュースするかは様々ですが、”ジャズミュージシャンがビーチで過ごすオフの日”などといったカジュアルスタイルをテーマに、限定コレクションを提案。
このコレクションでは、両ブランドのグラフィッククリエーションが自由に融合し、ストリートカジュアルの枠を超えた新しいスタイルを確立しています。
アイテムはカットソーやシャツ、ショーツや雑貨など幅広く、展開場所も数量も限定販売であることから、非常に希少性が高く、世界各地で即完売になるほどの人気です。
2021SS コラボコレクションより 引用hypebeast.com
STUSSY × DENIM TEARS × OUR LEGACY
前述のステューシーに加えて、2021年12月・2022年9月に2度発表されたのが「STUSSY」「DENIM TEARS(デニム ティアーズ)」とのトリプルコラボです。
デニム ティアーズとは、有名なカニエ・ウエストのコンサルタントも務める「Tremaine Emory(トレメーヌ エモリー)」が手掛けたブランドで、そのコンセプトは「黒人奴隷制度の対象であったアフリカ系アメリカ人のストーリーを発信していくこと」。
ステューシー・デニムティアーズのどちらも、すでに既存のブランドファンがいて、カジュアルの枠を超えたコンセプトへの共感もあるブランドなので、このトリプルコラボは非常に話題を呼びました。
トリプルコラボのコレクションでは、リーバイスのトラッカージャケットとジーンズをベースに採用したアイテムを展開。
どのアイテムにも、各ブランドにルーツあるフレーズ(”LOSANGELS、STOCKHOLM、JAMAICA、QUEENS”など)のテキストをプリントしたり、アイコニックなブランドロゴやパッチをあしらったりと、一目見るだけで「トリプルコラボだ」とわかるようなものがずらり。
3ブランドのアイデンティを集約した、スペシャルなコレクションとなっています。
Dr. Martens × OUR LEGACY
2022年の11月には、「Dr. Martens(ドクターマーチン)」とのコラボが発表されました。
ドクターマーチンとは「エアクッションソール」を発明したことで一躍有名になったシューズブランドで、”ブラックベースに特徴的なイエローのステッチが大きく入ったボリュームのあるシューズ”を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
コラボで登場したモデルは、ドクターマーチンの中でも汎用性の高い「1461シューズ」をベースに、世界的に有名な2社の皮革を採用したシューズ2型です。
ひとつは、長い歴史を持つシカゴの老舗皮革「Horween」社のコラボモデル。
アッパーにヘビーウェイトのクロムエクセルレザーを使用し、ステッチの無いプレーンウェルトを採用。
ヒールとシュータンにはOUR LEGACYのロゴを施すことで、両ブランドのアイデンティティをさり気なく主張してくれます。
もうひとつは、イングランド・リーズの「C. F. Stead」社のレザーモデル。
目を引く鮮やかな赤のスエードをアッパーに採用した、他にはないカラーリングが特徴です。
シューレースには同色系を用いて、OUR LEGACYのエンボスを刻印することで、両ブランドの良さを前面に押し出した商品となっています。
BARACUTA × OUR LEGACY
2022年12月には、英国を代表するアウターブランドの「BARACUTA(バラクータ)」とのコラボが発表されました。
バラクータは、1937年にイギリスで誕生したブリティッシュトラディショナルの代名詞的ブランドです。
バラクータを語る上で欠かせないアイコン的なアイテムが「G9(ジーナイン)」。
(参考)バラクータ「G9」 引用shipsltd.co.jp
ドッグイヤーカラーと呼ばれる襟やラグランスリーブに、リブ編みの袖・裾が特徴のジャケットで、今回OUR LEGACYとコラボしたのも、このG9です。
バラクータは、OUR LEGACYの「古い素材を再利用しアップサイクルすることで無駄を省いていく」というサスティナブルな試みに強く共感し、ウール生地の端切れを用いて、前述のG9ブルゾンを展開。
オリジナルのG9のデザインとディティールはそのままに、ライナーにタータンチェックとガンクラブチェックパターンを施すことで、洗練された大人のカジュアルスタイルを確立させています。
左胸には、OUR LEGACYのアイコニックなマークを刺繍で施すことで、見ればすぐにコラボの1着とわかるようなデザインになっています。
OUR LEGACYのマーク刺繍 引用hypebeast.com
BARACUTAについてはこちらの記事もどうぞ
引用instagram@baracuta こんにちは。ブランド古着買取専門店KLD...
中古市場での評価
ここまで、OUR LEGACYの定番アイテム、コラボなどについてお話してきました。
ここでは、こういったアイテムは中古でどう評価されているの?ということについてお話していきたいと思います。
結論からいえば、OUR LEGACYのアイテムは総じて高い評価で中古市場で取引されており、とても人気があります。
定番アイテムはもちろんですが、今回ご紹介したようなコラボアイテムも需要が高く、STUSSYコラボのアイテムなどは高い金額で取引されているのを多く見かけます。
また、2022年に発表されたバラクータとのコラボも、まだまだ中古市場で見かけることはありませんが、高値で取引されるのは必至といえます。
余った生地を使用しているアイテムとのことで、世に出回る商品数も少ないことが予想され、争奪戦のようになる可能性もあります。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドですので、気になるアイテムがありましたらお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
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