アークテリクスヴェイランスがウィメンズラインを発表。古着屋の視点から解説します！｜ARC’TERYX VEILANCE

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

高性能のアウトドアウェアで知られるARC’TERYX（アークテリクス）。

その中でも都市生活のおける快適性やデザインを追求したコレクションである「ARC’TERYX VEILANCE（アークテリクスヴェイランス）」が、この度ウィメンズラインを始動します。

「中古相場はどうなりそうか？」などについても古着屋の視点からお話していますのでぜひご覧ください！

1 ファッションとアウトドア向け機能服の中間を狙う
2 中古市場ではどう評価される？
3 KLDではお気軽にご利用いただけるお買取りサービスをおこなっています！

ファッションとアウトドア向け機能服の中間を狙う

上述の通り、この度アークテリクスヴェイランスでは、ウィメンズラインの始動を発表しました。

2021－22年秋冬コレクションで披露される予定で、これまでのアークテリクスヴェイランスと同様、ファッションと機能服の中間をターゲットに定める形となるそう。

主なラインナップには、グースダウンのロングコート（187,000円）やジャケット（17,6000円）、ゴアテックスを用いた高機能のブルブレステッドコート（14,3000円）、ポーラテックのシャツジャケット（60,500円）、トラウザー（49,500円）などがあるようです。

引用元：WWD JAPAN

引用元：hypebeast

近年、コロナ下のニューノーマルな楽しみとして、アウトドアを楽しむ女性が増加しています。

それもあってか、アークテリクスにおいては、コロナ下にあっても登山分野の関連商品の売上は特に落ちることなく好調だそう。

そういったアウトドアウェアへの親しみや、低価格のブランドとしてUNIQLOやWORKMANが話題になったことで、世間の高機能服への関心は高まっているといえます。

そんな中、ARC’TERYXのブランドヘッド高木賢氏は、
「ファッションブランドが作る機能服は、我々からすると圧倒的に違うもの。価格の違いは事実として素材の違いに直結する。低価格機能服はモノの作りが甘いと感じる部分が多い。ファッションとアウトドア向け機能服の中間というマーケットには追い風が吹いている」
と語っています。

素材の開発から自社の研究チームでおこなっているアークテリクスならではの自信といったところでしょうか。

ウィメンズラインの取り扱い店舗などはまだ判明していませんが、大手セレクトショップなどで取り扱われれば、感度の高い層から火がつくようなラインナップになりそうですね。

コレクションの全体像は9月にお披露目予定だそう。今から発表が楽しみです。