mina perhonen 品番からわかる年代・シーズン判定|ミナペルホネン
こんにちは。
ブランド古着のKLDです。
今回は、ナチュラル系ブランドの中でも非常に高い人気をほこるミナペルホネンの内タグ分析と、中古市場での評価についてお話ししたいと思います。
- 内タグに記載されている情報の意味
- 中古市場での評価
以上の2点をご紹介していきます。
目次
ミナペルホネンとは
ミナペルホネンは1995年に、前身ブランドである「mina」としてデザイナー、経営者の皆川明が立ち上げました。
アパレルを主に展開し、オリジナルの図案によるテキスタイルが最大の特徴。ブランド自体もテキスタイルを作ることから始まったそうです。
「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。
繊細でこだわりを感じる一つ一つのテキスタイルにタイトルが付されており、ミナペルホネン独自の世界観を表現しています。
非常に広い年齢層の顧客から支持されており、商品自体の上質さも相まって、何年も着られる人生のパートナーのような存在として大切にされるブランドといえます。
ここからは、そんなミナペルホネンの内タグに表記されている情報についてお話していきたいと思います。
内タグからシーズンとモデルを判別する2ステップ
ここからは、お手持ちのお洋服の内タグから、シーズンとモデルを判別する方法を紹介していきます。
まず、ミナペルホネンの内タグには、
- 品番
- モデル名
- 素材表記
- 洗濯表示
- 会社情報
- 製造国
が記されています。
上部に表記されている品番とモデル名からシーズンとモデルを判別することができます。
これらの情報は、商品の評価に特に有用な情報となりますので、順番に見ていきましょう。
Step1:品番からシーズンを判別する
ミナペルホネンの内タグや紙のプライスタグには上記写真のように[ws1897 ]といった[アルファベット2文字+数字4文字]で構成される品番が付されています。
この品番はブランド名をmina perhonen(それまでは[mina(ミナ)])に改名した2003年以後のモデルに付されていると推測しています。
この品番の前段アルファベット2文字より、そのモデルの発売シーズンを推測することができます。
アルファベット1文字目のwは製造年を、2文字目のsは季節を表しています。
製造年については規則性があるため、下記に表にしました。
minaの設立は1995年です。ファーストシーズンの1996年を[a]とし、規則的にアルファベットを割り振っているように見受けられます。
2003年 | h |
2004年 | i |
2005年 | j |
2006年 | k |
2007年 | l |
2008年 | m |
2009年 | n |
2010年 | o |
2011年 | p |
2012年 | q |
2013年 | r |
2014年 | s |
2015年 | t |
2016年 | u |
2017年 | v |
2018年 | w |
2019年 | x |
2020年 | y |
2021年 | z |
2022年 | aa |
2023年 | ab |
2番目のアルファベットは季節を表しています。
[s]→「Spring Summer(春夏)」
[a]→「Autumn & Winter(秋冬」
を表しています。
上記から、最初の写真の商品の場合には2018年(w)春夏モデル(s)と推測をすることができます。
なお、近年のモデルはほとんどのケースがこのルールでシーズンを判別することができますが、mina perhonen初期(2000年代)は2桁目がdであったりと例外的な表記のものも多く、上記ルールが当てはまらないケースもあります。
また、mina時代の内タグには品番は付されていません。
近年のモデルでも[mina perhonen galleria]など一部ラインのモデルは上記ルールが適用できない場合もあります。
※情報は当社にて調査を行った結果を掲載しており、確実な情報をお約束するものではありません。
※追加の情報のご提供、ご指摘などあれば問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
Step2:モデルを判別する
次にモデル名の判別をしましょう。
ミナペルホネンは一つ一つのモデル、テキスタイルに非常にこだわったコンセプトを設けており、その名前も凝ったものが付けられています。
皆川明のブランドに対する思い入れを強く感じるひとつの要素になります。
モデル名は、上記写真のように品番の下にアルファベットで記載されています。
これらは商品ごとにそのモデル(またはテキスタイル)の名前を表記したものになります。
ミナペルホネンの中古市場での評価について
ミナペルホネンの商品は年式に左右されず中古市場の評価が高く、新しいものだけが高く売れるというわけではありません。
とくに前身ブランドの「mina」時代のアイテムは、貴重な時代のものとして評価が上がるなどの傾向も見られるほどです。
これも皆川明自身がブランドを安売りせず、それぞれのモデルやテキスタイルを大切に育ててきた背景があっての事と思います。
ミナペルホネンのアイテムは、シルエットなどはベーシックなものが多いので流行に左右されにくく、こだわりぬいた生地感は2人目、3人目のオーナーに渡っても充分に着る事が出来るため、他の様々なブランドに比べても中古相場はとても高い傾向にあります。
ブランドのデザインの核が「テキスタイル」にあるため、オリジナルのファブリックのみで販売をしていたり、ファブリックを使用したぬいぐるみなどもとても人気があります。
服だけを販売して終わるのではなく、様々な可能性を秘めた商品展開をおこなっており、結果的にメインの服の価値を高める事にも成功していると言えるでしょう。
KLDにミナペルホネンをお売り下さる方々も、理由があって手放してはいらっしゃるのですがお洋服を非常に丁寧に扱っている方が多く、ブランドと顧客の良好な関係性を見せていただくようです。
当社としても、次にお品物を手にする方に大切にお渡しするお手伝いをさせていただいているつもりで、丁寧なお値付けを意識しておこなっています。
以上のことからミナペルホネンは中古市場の評価が非常に高いブランドのひとつと言う事ができます。
KLDの販売ページはこちら
以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ミナペルホネンはKLDとしても非常に思い入れの強いブランドであり、年式、モデルの特定を徹底的におこなって買取査定をしています。
ミナペルホネンの品番は、ブランド独自のルールによって付けられており、見ただけではお持ちのお洋服の発売年などがわからない、という事もあったかと思います。
今回の記事を元に、お持ちのアイテムの品番を確認してみるのも良いかもしれません。
もしかしたら、ここまで記事を読んで下さり、「年式はわかったけど実際に売るとしたらどれくらいになるのか知りたい」と思っていただけた方もいらっしゃるかもしれません。
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