MARGARET HOWELL（マーガレットハウエル）とMHL.はどう違う？中古相場は？
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
今回は「マーガレットハウエルとMHL.の違い」についてお話ししていきたいと思います。
みなさんは街中などで、「MHL.」とプリントされたトートバッグやシャツを見かけることがあるのではないでしょうか？
そういったアイテムを見ると「あ、マーガレットハウエルだ！」と認識する方も多いのですが、実は違うブランドなんです。
この記事は、
- マーガレットハウエルとMHL.の違い
- マーガレットハウエルとMHL.の中古相場
- 最後に
といった形でお話していきたいと思います。
それぞれの違いだけではなく、中古市場ではどのような違いがあるのかという観点からもお話していきますので、フリマアプリでの売却や、リユース店での買取サービスのご利用をお考えの方も是非ご覧ください。
目次
マーガレットハウエルとMHL.の違い
まずは、「マーガレットハウエル」と「MHL.」はどう違うのかをお話ししていきます。
2つのブランドがどういう経緯で設立され、展開されているのか？
順を追ってご紹介します。
マーガレットハウエル
マーガレットハウエル（MARGARET HOWELL）は、イギリスのブランド。
1970年、デザイナーのマーガレット・ハウエルが、メンズのシャツを発表したところからブランドが始まりました。
現在はウィメンズウェア、メンズウェア、靴、アクセサリーなどを手がけています。
大きな特徴は、上質な素材をうまく使用して、着心地と機能性を重視しながらも、シンプルかつモダンで清潔感のあるデザインが特徴です。
特にブランド設立のきっかけにもなったシャツなど、シンプルで長く使えるアイテムに定評があります。
MHL.
「MHL.」は2003年に「マーガレットハウエル」のカジュアルラインとして日本で企画され、生産されているブランドです。
MHL.は、「素材が良く上質なもの」というよりも、より多くの人に手に取ってもらえるように価格帯は低めに設定されています。
しかし素材が決して悪いというわけではなく、マーガレットハウエルのクリーンな魅力はそのままで、購入しやすい価格帯にできるようにデザインされています。
「いつかマーガレットハウエルを買えるようになるときまでMHL.でコーディネートしてみる」
なんていう、入門ブランドとしてもおすすめです。
2つのブランドの違いは？
マーガレットハウエルがきれい目で素材にこだわり、流行に左右されず長く着られる展開なのに対し、MHL.はカジュアルでより低価格、マーガレットハウエルよりもややトレンド感が楽しめるアイテムを展開しているところに違いがあります。
MHL.のほうがアイテム的にも価格的にも若年層のユーザーが手に取りやすいので、よく街中で見るのかもしれませんね。
また、マーガレットハウエルはあまりロゴなどを表に出さないため、街中で見かけてもマーガレットハウエルのものであることが認識しにくいと言う部分もあるかもしれません。
店舗展開もそれぞれ異なり、マーガレットハウエルは百貨店に多く店舗展開してお り、MHL.は、若者向けファッションビル等に展開されている傾向があるようです。
マーガレットハウエルとMHL.の中古市場での評価について
ここからは、そんな2つのブランドは中古市場でどのように評価されているのか？についてお話していきたいと思います。
ここまでマーガレットハウエルよりもMHL.のほうが低価格なアイテムを展開しているとお話ししましたが、それは中古市場の評価にも表れていて、同じようなアイテムでも2倍以上の価格差があることもあるんです。
デザインが似ているウールのコートでも、価格が2倍以上離れているものもあれば、デニムパンツなどは価格が同じくらいのものもあり、アイテムやシーズンによって差があるようです。
しかし全体的にはやはりマーガレットハウエルは定価が高いのもあって、中古相場でい うとマーガレットハウエルのほうが高額で取引されることが多くあります。
ただ、マーガレットハウエルは前提として「定価がまず高い！」というのがあるので、定価で購入して中古で売却する時のお得度（リセールバリュー）でいうと、MHL.のほうが相対的に再販価値が高いことが多くなります。
どうしても若い方が買うには、「マーガレットハウエルでは予算オーバーだけど、MHL.ならまだ買える！」という意見も多くあるかと思います。
そうなると、定価が比較的安いMHL.であれば中古でも価格が安く、予算の範囲内での購入もしやすくなりますよね。
そして着た後に、また売る…ということを考えるとMHL.のスタンダードなアイテムは中古でも比較的値が付きやすく、売る時にもお得に売れることが多い！ということになります。
しかしMHL.のアイテムは比較的トレンド感が強くあったりするので、売る時に発売からの年数が5年以上経過してしまうと売れにくくなってしまうという側面もあります。
MHL.やマーガレットハウエルは、内タグに記載の情報から発売の年数を確かめることが出来ますので、それを見てあまり古くならないうちに売ってしまうというのも賢い方法といえます。
逆にマーガレットハウエルのアイテムは、流行に流されにくく、ある程度古いアイテムでも新しいものと遜色ない金額で取引されることもあり、価値が落ちにくいです。（ヴィンテージ的にむしろ価値が上がるものもあります）
KLDではどちらのブランドもお買取り強化しておりますので、気になるお品物をお持ちでしたらお気軽にご相談ください！
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最後に
ここまでマーガレットハウエルとMHL.の違いについて、中古市場でそれぞれがどう評価されているか？についてお話してきました。
以下のようにそれぞれの立ち位置が異なり、コンセプトも違うことがわかりましたよね。
マーガレットハウエル
- クリーンでシンプルなデザインのメインライン
- 上質な素材を使用して着心地と機能性を重視
- 流行に流されずに長く着られる
- 定価：高め
- 中古市場での取引額：高め
- 中古市場での評価：古いものでも売れやすい
MHL.
- クリーンでシンプルなデザインは同じ、カジュアルライン
- やや安価な素材を使用し、手が届きやすい価格帯に
- ややトレンド感を反映したデザイン
- 定価：購入しやすい金額
- 中古市場での取引額：低め〜中くらい（定価に対しては高めでお得感◎）
- 中古市場での評価：発売から5年以上経つとやや売れにくくなるかも
今回ご紹介した年式の確認方法や、中古相場についてもぜひご参考にされてみてくださいね。
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