FUMIKA_UCHIDAってどんなブランド？｜フミカウチダ
引用：instagram @fumika_uchida
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
“アイデンティティーのある女性のための服”というコンセプトを掲げ、いい意味で「ひとクセある」レディースアイテムを作るブランド、FUMIKA_UCHIDA（フミカウチダ）。
今回は、
- FUMIKA_UCHIDAとは？
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
FUMIKA_UCHIDAのことが気になっているという方はもちろん、中古相場やお買取についてもお話していきますので、すでにFUMIKA_UCHIDAのアイテムをお持ちで売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事となっています。
目次
FUMIKA_UCHIDAとは
FUMIKA_UCHIDA（フミカウチダ）は、2014年創業の日本のファッションブランドです。
ヴィンテージを起点にした芯のあるデザインに定評があり、レディースブランドの繊細さがありながら、ヴィンテージの骨格が感じられるアイテムの数々が特徴。
コンセプトは「アイデンティティーのある女性のための服」。
ヴィンテージファッションが好きな女性達のように、流行に流されず、自分の核を持った女性に向けた「ひとクセある」デザインが人気です。
2018年には、初の路面店を文京区本郷にオープン。
登録有形文化財として登録されているという歴史ある建物にあるショップは、ブランドの持つタイムレスな魅力とも雰囲気がぴったりで、多くのファッション好きが訪れています。
「FUMIKA_UCHIDA Store」 引用：fashionsnap.com
デザイナー
デザイナーはブランド名と同じく内田文郁さん。
宮城県石巻市で育った彼女は、その土地にあった古着屋に影響を受け、70年代カルチャーに触れながら育ったそう。
彼女自身のファッションとしては様々なスタイルを通過してきたそうで、70年代ヒッピースタイルや、バイカースタイル、スケータースタイルだったこともあるようです。
JANTIQUES(ジャンティーク) 引用fashion-press.net
小さな頃からファッション好きだった彼女は、FUMIKA_UCHIDA立ち上げ前、ヴィンテージショップ「Santa Monica」のバイヤーを経て、弟と共に中目黒に「JANTIQUES」というヴィンテージショップをオープン（その後、夫が合流する形での経営になったそう）。
2010年からはJUNグループのセレクトショップ、白金台のBIOTOPのヴィンテージ商品のバイイングを担当し、2014年にFUMIKA_UCHIDAを立ち上げます。
経歴を見てわかるように、ヴィンテージのバイヤー経験が豊富なこともあり、彼女自身もヴィンテージファッションが好きで、デザインの根底にヴィンテージファッションの持つ、強さや説得力のようなものを感じることが出来ます。
また内田さんは元々、服飾の勉強を学校などでした事は無いそうで、服作りのきっかけとなったのはJANTIQUESで販売していたオリジナルのデニムだったそうです。
基本的に1点ものの古着を扱うヴィンテージショップの中で、自身で作ったオリジナルの商品が売れたことは大きな喜びとなり、本格的に服作りに邁進するきっかけになります。
そして2014年、正式に「FUMIKA_UCHIDA」をブランドとして立ち上げ、最初のコレクションでは、知り合いとして繋がりがあるお店にのみ「一生懸命に作ったので見てください」と連絡を送り、15店舗で取り扱いがスタート。
その後SNSなどで瞬く間に話題となり、ブランドとしての地位を確立していきました。
ブランドの特徴
ここからは、そんなフミカウチダの特徴をお話していきます。
ヴィンテージが根底にあるデザイン
フミカウチダのデザインの根底には、デザイナーの内田さんが培ってきたヴィンテージの知見が宿っています。
そして「古いものでも価値がある」というヴィンテージの良さを、デザインに反映しています。
ただフミカウチダのデザインは、ユニークなディテールを施したものが多いため、一見すると現代的かつ独創的な印象を与えることもあるでしょう。
しかしアイテムをよく見ると、トレンドレスなデザインや女性の身体を美しく魅せるシルエット、上質な生地感など、この先の時代も長く愛用できる要素が潜んでいます。
つまり、デザイン自体に古着っぽさやヴィンテージ感を主張するだけではなく、デザインの根底にヴィンテージの考えを置き、別角度からヴィンテージ要素をアプローチしているのです。
その根底的なヴィンテージの軸があるからこそ、トレンドに左右されず、いつの時代でも身に纏えるデザインを生み出せるのでしょう。
コーディネートを意識したもの作り
フミカウチダの服作りは、コーディネートや着こなしを考えることから始まるそうです。
「この着こなしを完成させるためにはこういったアイテムも必要なのではないか」という、デザイナー内田さんの発想からアイテムのイメージを膨らませているそう。
個性的ながらも不思議とコーディネートに取り入れやすいアイテムの多いフミカウチダのデザインは、そういった彼女自身の服作りのスタイルから生まれているのかもしれません。
生地へのこだわり
フミカウチダは服作りを行ううえで、生地へのこだわりも大切にしています。
生地は一から作ることが多く、時には生地開発に多くのお金を費やすこともあるのだとか。
フミカウチダの生地の特徴としては、デザイン同様「ひとクセある」ところです。
パイルのような凸凹感のある生地 引用orann.shop
例えば、デニット糸で作った凹凸のあるパイルのような表情の生地や、ディッシュクロスのような膨らみのあるコットン素材のワッフルジャガード生地など。
ビニールとナイロンチュールが重なった生地 引用orann.shop
特に「クリアなポリエステル×マットなシルク」や、「ビニール×ナイロンチュール」など、相反する質感を一つにしてギャップを出すことにも積極的に取り組んでいるそう。
また、生地の色味にもこだわるフミカウチダ。
フミカウチダでは発色の良いカラー展開が多い 引用instagram@fumika_uchida
納得のいく色味になるまでは時間もコストも惜しまないため、価格設定を超えてしまうこともあるそうです。
こうしたフミカウチダのこだわり尽くした生地は、デザインの魅力にも繋がっているのでしょう。
フミカウチダの人気アイテム
ここからは、フミカウチダの人気アイテムを紹介していきます。
ボディスーツ
フミカウチダのゆるぎない定番アイテムの一つが、こちらのボディースーツです。
レオタードのようにトップとボトムが繋がっているデザインは一見あまり馴染みがなく、「どうやって着るの？」と思われがちですが、実はとても優秀なアイテムです。
ボトムと繋がっているからこそのタイトなシルエットは、ボトムスにインして着用した際にウエスト部分にたるみができにくく、とても綺麗に着ることができます。
コットンやウールの伸縮性のある素材で、気持ちよくフィットする着心地は一度味わったら何着も欲しくなると言われている、とてもファンの多いアイテムです。
デニムパンツ
フミカウチダの服作りの出発点であるのがこのデニムパンツです。
デザイナーの内田さんが最初に作ったアイテムであり、それ以降も定番アイテムとして展開されています。
様々な色やシルエットで展開しており、“服好き”が作ったことを感じられるこだわりのあるデザインが魅力です。
定番は裾を切りっぱなしにしたデザインで、独特なラフな雰囲気があります。
フミカウチダのアイテムが長く愛されることがよくわかる、ブランドの象徴と言ってもよいアイテムです。
テーラードジャケット
フミカウチダのテーラードジャケットは、ブランドのアイコニックアイテムとして位置づけられています。
シーズンを通して発表する回数も多く、ブランドに欠かせないアイテムの一つです。
「表生地はもちろん大切ですが、それと同じく、もしくはそれ以上に内側の構造や縫製が重要だと思います。そういった部分もテーラードに惹かれる理由の一つです」と、デザイナー内田さんが語るように、フミカウチダのテーラードジャケットは内側まで抜かりなく作られています。
“テーラードジャケット”という伝統的なアイテムを、フミカウチダは独自の創造性でモダンなデザインにアップデートしています。
セットアップ
フミカウチダのセットアップは、多くのファンから高い評価を得ている人気アイテムです。
セットアップ特有のまとまりの良いデザイン性はもちろんですが、フミカウチダのセットアップの魅力は、トップスとボトムスそれぞれ単体でも存在感があるところです。
また他のアイテム同様、ディテールや生地感、シルエットなどにこだわっているため、ドレスアップシーンでも充分に活躍できます。
どんな場面でも味方になってくれるうえ、様々なスタイリングを楽しめる優秀なアイテムだといえます。
買取、中古相場について
ここまで、フミカウチダというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
上述のように、フミカウチダのアイテムはヴィンテージ的な発想に根底を支えられており、トレンドに左右されにくいという一面があります。
流行り廃りのないデザインをはじめ、高めの定価や様々なアイテム展開などの観点から、「中古でもいいから欲しい！」といった二次流通での購入を狙うユーザーも多いブランドです。
またこだわりの強いアイテムも多く、非常に人気の高いブランドなため、中古市場での価値が落ちにくいのが特徴です。
KLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ヴィンテージが根底にあり、独自の個性を放つデザインが魅力のフミカウチダ。
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