Engineered Garmentsってどんなブランド?|エンジニアドガーメンツ
引用fashion-press
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
ネペンテスを代表するブランドの一つであり、古き良きアメリカの文化を現代的に昇華したアイテムの数々を展開しているEngineered Garments。
今回は
- Engineered Garmentsとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番・人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
Engineered Garmentsが気になっている!という方はもちろん、Engineered Garmentsの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
Engineered Garmentsとは
Engineered Garments(エンジニアドガーメンツ)は、ネペンテスニューヨークの企画として、鈴木大器(すずき だいき)さんが1999年に立ち上げたブランドです。
ネペンテスニューヨークは、Needles(ニードルス)やSouth2 West8(サウスツーウエストエイト)を展開する『株式会社ネペンテス』のニューヨーク支店です。
ブランド名の「エンジニアドガーメンツ」とは、“巧みに設計された衣服”を意味しています。
その名の通り、アメリカのクラシックなワークウェアやミリタリースタイルをベースに、現代的なアレンジを加えたデザインが特徴。
一見ベーシックに見えるデザインも、細部に鈴木さんのこだわりが感じられ、主に30代以上のファッション好きな男性から高く評価されています。
そんなEngineered Garmentsですが、2004年にニューヨークの展示会「コレクティブ」に参加し、続けてイタリアの展示会『ピッティ・ウォモ』にも出展しました。
これにより、アメリカンクラシックが注目されていた時期に多くのファッション業界の目に留まり、国際的な評価を得るきっかけとなりました。
さらに2008年には、CFDA(Council of Fashion Designers of America)で「ベストニューメンズウェアデザイナー賞」を受賞。
結果、Levi’s(リーバイス)とのコラボにつながります。
このように、Engineered Garmentsは世界中から注目されるファッションイベントで活躍の幅を広げていきましたが、2019年にユニクロとコラボをしたことによって、日本での知名度も拡大させました。
ユニクロとのコラボでは、ポロシャツとフリースをリリースし、大きな話題に。
ユニクロとEngineered Garmentsのコラボ引用goout
価格帯は1,900円~4,900円と、Engineered Garmentsが関わっているアイテムとしては破格でした。
また、2008年秋冬シーズンからウィメンズラインの「FWK by Engineered Garments」がスタートします。
FWKは、「Feminine Women’s Knowledge」の略で、メンズラインと同様に高品質な素材とクラフトマンシップが特徴的です。
しかし、2019年春夏シーズンからはメンズ・ウィメンズの区別をなくし、統一されたコレクションとして発表されています。
引用ネペンテス
このように、クオリティ、デザインともに徹底したこだわりの元に作られたEngineered Garmentsのアイテムの数々は、長年ファッション好きの間で愛されており、今も新しいファンを生み出し続けています。
デザイナー
鈴木大器さん引用uomo
Engineered Garmentsのデザイナーは鈴木大器さんです。
1962年に青森県弘前市で生まれ、幼少期からアウトドア活動やアメリカのカジュアルファッションに親しんで育ちました。
この経験が鈴木さんのファッションデザインに大きな影響を与えています。
高校卒業後、鈴木さんは埼玉県の大学に進学しましたが、ファッションへの情熱を捨てきれず半年で中退。
その後、東京のバンタンデザイン研究所に入学し、ファッションデザインを学びました。
卒業後はユニオンスクエア社に就職。セレクトショップ「RED WOOD」の店長に任命されます。
ここで、アメリカのヴィンテージウェアやワークウェアに対する知識と経験を深めました。
1989年には、アメリカでの買付けバイヤーとしての生活をスタートし、ボストンやサンフランシスコなどで経験を積みました。
そして、1999年にこれまでの経験を活かし、Engineered Garmentsを設立し現在に至ります。
Engineered Garmentsの特徴
Engineered Garmentsの特徴は以下の3つです。
- アメリカンクラシックの再解釈
- メイド・イン・ニューヨークへのこだわり
- 実用性と耐久性
それぞれ詳しく解説していきます。
アメリカンクラシックの再解釈
Engineered Garments は、アメリカンクラシックの本質を捉えつつ、現代的な解釈を加えることで、唯一無二の世界観を演出しています。
デザイナーの鈴木さんは、20世紀初頭から中期のアメリカンワークウェアやミリタリー、アウトドアウェアからインスピレーションを得て、それらを現代的な感性で再構築しています。
例えば、クラシックなチノパンツに多機能ポケットを追加したり、伝統的なハンティングジャケットにモダンなテーラリング技術を適用したりすることで、過去と現在をつなぐデザインに。
引用ネペンテス
素材選びにおいても、Engineered Garmentsらしさが表れています。
ヘリンボーンツイードやセルビッジデニムといった伝統的な生地を、最先端の撥水加工や耐久性強化技術と組み合わせることで、ノスタルジックな質感と現代的な機能性を両立させています。
さらに、デザインの細部にまでこだわりが見られます。
非対称ポケット配置や調節可能なシンチバック、独自開発のボタンやファスナーなど、各アイテムに細かな工夫が散りばめられています。
これらのディテールは単なる装飾ではなく、着用者が実用的に使えるための工夫です。
このような鈴木さんのこだわりと、ユーザーの利便性を考えたもの作りから、Engineered Garmentsは世界中からから高い評価を受けています。
メイド・イン・ニューヨークへのこだわり
引用ネペンテス
Engineered Garmentsのアイテムの多くは、ニューヨークで企画・生産されています。
ニューヨークでの生産にこだわる理由は、デザイナーである鈴木さんが直接監修できるからです。
鈴木さんは日々工場を訪れ、職人たちと直接対話しながら商品を作り上げていきます。
これにより、細部にわたる品質管理が可能となり、製品の耐久性や機能性が保証されるのです。
また、迅速な商品開発や、デザインの微調整にも柔軟に対応できるというメリットもあります。
さらに、地元の職人や工場を支援することで、地域経済の活性化にも貢献。これは、ブランドの社会貢献の一環としても重要なことです。
これらのことから「メイド・イン・ニューヨーク」へのこだわりは、単なる生産地の問題ではなく、Engineered Garmentsの品質とブランド力を象徴していると言えます。
実用性と耐久性
引用ネペンテス
Engineered Garmentsのアイテムは、実用性と耐久性を重視して作られています。
例えば、多機能なポケットや強化された縫い目など、日常生活やアウトドアでの使用を想定した機能が挙げられます。
これは、デザイナーの鈴木さんがワークウェアやミリタリーからインスピレーションを受けているためです。
そして、この実用性と耐久性を兼ね備えたアイテムを作るために、厳選された高品質な素材を使用しています。
例えば、コットンモールスキンやヘビーウェイトのキャンバスなど、耐久性と快適性を兼ね備えた素材が挙げられます。
これにより、Engineered Garmentsのアイテムは、多くが長期間の使用に耐えられるアイテムに仕上がっています。
また、縫製にもこだわりがあり、摩耗やほつれに強くするために細部まで丁寧に仕立てられています。
このように、デザイン性もさる事ながら、丁寧で日常使いできるもの作りが多くの人の心を掴んでいると言えます。
定番・人気アイテム
ここからは、Engineered Garmentsの定番・人気アイテムを3つ紹介していきます。
Engineered Garmentsが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Bedford Jacket(ベットフォード ジャケット)
引用ネペンテス
ブレザーとワークジャケットの要素を組み合わせた、Engineered Garmentsの定番ジャケットです。
フォーマルな印象を与えるピークドラペルと、ヴィンテージのワークジャケットなどに見られるチェンジボタン仕様がうまく噛み合っており、Engineered Garmentsらしい逸品となっています。
Tシャツやショーツと合わせてカジュアルに決めても良し、ドレスシャツやネクタイと合わせてフォーマルに決めても良しと幅広く着用できます。
Fatigue Pant(ファティーグパンツ)
引用ネペンテス
USアーミーのミリタリーパンツをベースに、独自のアレンジを加えたEngineered Garmentsの定番パンツです。
ファティーグパンツはもともと、貨物船で荷役作業などに従事する人たちの間で使われるようになった作業用のパンツで、耐久性と実用性を兼ね備えています。
大きなポケットやゆったりとしたシルエットが特徴で、カジュアルからミリタリーまで幅広いスタイルで活躍します。
Work Shirt(ワークシャツ)
引用ネペンテス
ゆったりとしたシルエットと、肩や胸のステッチが可愛いEngineered Garmentsの定番シャツです。
ヴィンテージのワークウェアをベースに、左右非対称のポケット配置や丈夫な生地が特徴的。
使い込むことで風合いが増し、長く愛用できる一着です。
買取、中古相場について
ここまで、Engineered Garmentsというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
アメリカンクラシックなデザインを現代的に再解釈し、高品質な素材とクラフトマンシップで知られるEngineered Garments。
Engineered Garmentsは中古市場でも非常に人気が高く、定番アイテムはもちろん、少しマニアックなアイテムであっても比較的高い金額で取引されています。
中でも特に人気のあるモデル、柄、特別な別注アイテム等であれば更に高い金額での再販が可能といっていいでしょう。
また、Engineered Garmentsは過去にブランドタグの変更があり、「新タグ」と「旧タグ」と呼ばれる大きく分けて2種類のブランドタグの商品があります。
旧タグ
新タグ
リリース時期に左右されにくいデザインのアイテムを展開しているブランドとはいえ、やはり比較すると「新タグ」と呼ばれる新しい世代のブランドタグが付されたものが高い金額で取引されやすくなっています。
もちろん、KLDでも強気のお見積りが可能です。
KLDでは、中古市場での評価に関する知識、内タグから見極めた正しい年式やシーズンの情報などに沿って買取の評価を行っています。
また、デザイナーズブランドやワークウェアの知識を豊富に蓄えたスタッフが在籍しており、状態の評価などを正しく見極めています。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
古き良きアメリカの文化にリスペクトを送りつつも、さらに新しい感性で日常着に落とし込んだデザインが高い人気を誇っているEngineered Garments。
KLDでもEngineered Garmentsのお買取を強化しています。
デザイナーズブランドやワークウェアの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
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