セリーヌの名作定番バッグ10選|CELINE
こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。
長い歴史を持ちながらも、デザイナーの交代などによって常に新鮮な驚きのあるブランド、セリーヌ。
バッグはこういったラグジュアリーブランドの代表的なアイテムの1つで、「いつかは欲しい!」と思うような憧れのモデルも多くありますが、
「色々なモデルがあるけどどれを選べばいいのかわからない…」
「せっかくなら長く使える定番を知りたい!」
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ブランド古着店として様々なラグジュアリーブランドのバッグを見てきた私たちが、
- セリーヌはどんなブランドで、どんな魅力があるのか
- セリーヌの定番モデルにはどんなものがあるのか
- セリーヌの定番モデルの中古市場での評価
を解説していきます。
また、私たちKLDでも、セリーヌはかなり買取強化をしているブランドですので、
その理由や高価買取事例も併せてお伝えしていきます。
目次
セリーヌとは
セリーヌは1945年にパリの11区マルトゥ通りにてデザイナーのセリーヌ・ヴィピアナによって創立されたファッションブランドです。
ブランド黎明期は子供靴を製造していましたが、60年代から女性用の服やバッグ、アクセサリーなどに展開し、67年からパリコレにてプレタポルテコレクションを開始しました。
長い歴史の中で様々な変化のあったブランドですが、大きなターニングポイントとしては、
- 1988年のルイヴィトングループ傘下への加入
- 97年のマイケル・コースのデザイナー就任(アメリカ人でプロジェクトランウェイの審査員としても活躍)
- 2019年にサンローランやディオールのクリエイティブディレクターを歴任したエディ・スリマンのチーフデザイナー就任
などが挙げられます。
多くのメゾン系ブランド同様に、これまでの日本でのブランドイメージとしては「コンサバティブ」や「飾りすぎない」といった意見を目にしてきました。
エディ・スリマンの就任により、キャリアも知名度も十分な”攻め”の姿勢のデザイナーの手腕や、今後の展開にも大注目のブランドとなっています。
セリーヌの名作定番モデル10選
それでは、ここからはそんなセリーヌの名作モデルをご紹介していきます。
長い歴史の中でデザイナーが交代し、バッグのモデルも変わりゆく中でどんなモデルがあるのかわからない…といったお悩みを解決出来ればと思います。
また、私たち古着屋の視点ということで、現在は廃盤になってしまっているけれど価値の高い、買い時のモデルについても言及していきます。
ラゲージ(Luggage)
引用元:celine.com
セリーヌのバッグとしては比較的新しいデザインのモデルで、エディの前にチーフデザイナーを務めたフィービー・ファイロが手がけたものになります。
スクエアルックでありながら、本体の両サイドからマチを広げると台形フォルムにもなり、使い方次第で様々な表情を楽しめそうです。
またサイズ展開も豊富で小さいものから順にナノショッパー、マイクロショッパー(A4サイズがすっぽり入るサイズ)、ミニショッパー、ファントムの4サイズがあります。(ナノショッパーのみ2WAY仕様)
素材はスムースカーフスキン、ドラムドカーフスキン(シボ加工)の他、キャンバスタイプもありフォーマルからカジュアルなシーンまで使い勝手が良さそうです。
このラゲージは、フィービー・ファイロが残した象徴的なアイコンのようにもなっており、とてもファンの多いモデルです。
カバ(Cabas)
引用元:celine.com
セリーヌバッグの代名詞的なシリーズで、シンプルなデザインや、豊富なカラーとサイズのバリエーションはセレブリティを中心にOLさんまで幅広く人気の高いバッグです。
現在のサイズ展開は7種類。
- 限定カラーも多いホリゾンタルカバ
- シリーズの中でも厚手のレザー仕様で型崩れしないカバファントム
- サイドにファスナーが付くカバガゼット
- ホリゾンタルカバの縦版バーティカルカバ
- 巾着のような絞りが付く希少モデルのバイカバ
- 独特のねじれフォルムのカバツイステッド
- ショルダーストラップが付くバーティカルカバスモール
となっています。
オーソドックスでシンプルデザインでありながら、素材やカラーなどが本当にバリエーション豊かで、楽しいモデルとなっています。
いろいろなブランドのバッグを揃えるのも楽しいですが、サイズ違いや色違いでカバに絞って集めてみるのも素敵ですね。
トリフォルド/トライフォールド(Tri Fold)
引用元:reclo.jp
こちらも2016年にフィービー・ファイロによって手がけられ、デビューしたモデルです。
一枚革でつなぎ合わされたフロントデザインがシンプルでありながら、モダンっぽさも感じさせる上品な印象。
また広がった両サイドのマチから垂れ下がるストラップも優雅です。
目を惹くのは外見だけにとどまらず、3つに分かれたコンパートメントはいろいろな用途に対応し、A4サイズも優に入る収納力も兼ね備えています。
実用面から見ても優れた構造のバッグと言えるのではないでしょうか。
トリフォルドのサイズ展開はミディアム・スモール・クラッチの3種類で、2021年現在、バッグについては廃盤となっているようなので、発売時期から考えても、中古市場では今が買い時のバッグと言えるのではないでしょうか。
ベルトバッグ(Belt)
引用元:celine.com
2014年にセリーヌのネクストアイコンとして登場したモデルで、すっきりとしたルックスに、斬新なカッティングのストレートラインが印象的です。
シンプルな外観の中にも、フィービー・ファイロデザインの代名詞でもある両サイドにはみ出したストラップファスナーが特徴的なバッグとなっています。
サイズ展開は2種類で、ベルトバッグスモールと、ベルトバッグミニがあります。
カラー展開はベーシックカラーのワントーンモデルや、コンビタイプの他、シリアルナンバー入りの限定モデル(カウスキン)などがあります。
二重構造のクロージャーや、取り外しのできるショルダーストラップなど、フォーマル、カジュアル選ばす幅広いシーンやスタイルに合わせられるバッグではないでしょうか。
クラスプ(Clasp)
引用元:SHOPPERS PLUS
こちらもフィービー・ファイロによるもので、現在のセリーヌ(エディ期)では廃盤となってしまったモデルです。
「クラスプ」の由来ともなったバッグの開閉部に配されたスクエア型のメタルフレームが特徴的で、それ以外のポケットやファスナーなどの装飾を含め一切配されたミニマルなアウトルックになっています。
クラシカルな印象とそれでいてモダンな様相を感じさせるのはデザイナーの手腕のなすところなのでしょうか。
流行やトレンドにとらわれることなく長く愛せるモデルといえそうです。
クラスプのサイズ展開は、ミニ、ソフトミディアム、ミディアムの3種類で、スクエアシェイプのみにを除いて、若干底部にかけて広がっている台形フォルムは、ニュートラルなセリーヌを楽しめるバッグとしてもおすすめです。
トラペーズ(TRAPEZE)
引用元:farfetch.com
前述のラゲージに続く形で同じくフィービー・ファイロによって発表されたモデルです。
トラペーズとはファッション用語で女性向けのドレスなどの裾の広がりをさす言葉で、バッグのフォルムはその名のとおり台形になっています。
ラゲージのアウトルックがポップでカジュアルだとすると、トラペーズは一変してクラシカルでフォーマルな印象となっています。
その中でもワンハンドルにデザインされた持ち手は、いわゆるエスプリの効いたデザインと言えるのではないでしょうか。
トラペーズのサイズ展開はミディアムとスモールの2種類。
カラー展開はワンカラー、バイカラー、トリコロールと非常にバリエーション豊かで、シンプルな構造ゆえに、配色次第でガラリと違った印象を楽しめそうです。
現在は既に取り扱いは終了していますが、今でもトラペーズを求めるファンがいるほどの名作バッグです。
トリオンフ(Triomphe)
引用元:celine.com
ここまで前任のデザイナーであるフィービー・ファイロの作品ばかりをご紹介してきましたが、現在のデザイナーであるエディ・スリマンも数々の素敵なバッグを生み出しています。
フランス語で「凱旋」を意味するそのネーミングは、パリの凱旋門を囲むチェーンから着想を得たとも言われている「トリオンフ」。
「トリオンフ」はエディ・スリマンによる新生セリーヌの中でも代表的なシリーズで、そのモチーフはバッグはもちろん、ウォレット、コインケース、小さいところではアクセサリー類や、スマホケースなどにわたって展開されています。
特にバッグについては、トリオンフエンブロイダリーや、マイヨントリオンフなど、今までのアーカイブを再構築したデザインになっており、デザイナーであるエディのいわゆる原点回帰的な姿勢をシリーズを通して感じることができます。
セーズ(16)
引用元:celine.com
「16(セーズ)」は2018年に新生セリーヌの誕生と同時に発表されたシリーズで、トリオンフ同様に、過去のアーカイブから着想を得て再構築されたシリーズになります。
余談ですが、前任のフィービーと比較すると、エディはモチーフを中心にデザインを構成していくスタイルなのが面白いですね。
セーズのバッグとしてはクラシカルなフォルムに、セーズシリーズのモチーフであるメタルのターンロックと艶のあるスムースレザーが上品で優雅なバゲットバッグや、大中小とサイズ展開されている、キーカバー付きのクラシカルなハンドバッグなどが挙げられます。
マチュアな雰囲気を感じさせる、トレンドに左右されないバッグシリーズと言えるのではないでしょうか。
サングルバケット(SANGLE)
引用元:celine.com
こちらも新生セリーヌのバッグです。
ワンショルダータイプのバッグでフィービー期から販売が始まり、エディにも継承された珍しいモデルです。
しっかりとした幅のあるショルダーストラップは、皮ではなくウールによるもので、違和感なく使えるのがポイントです。
シンプルな見た目に関わらず、容量もかなりあるので、荷物が増えがちの方にも良いのではないでしょうか。
セリーヌにあって、セリーヌらしくないと言うと言い過ぎかもしれませんが、クラシカルでコンサバティブなイメージのセリーヌというより、モダンで気取らない雰囲気のバッグと言えるのではないでしょうか。
20代、30代の女性を中心に、カラーによっては男性にもオススメできるバッグです。
クラシックボックス(CLASSIC BOX)
引用元:celine.com
今も昔もいつの時代も変わらないデザイン。
これぞクラシック!と言えるバッグがクラシックボックスです。
シンプルなスクエアフェイスに、これまたシンプルなスクエアの留め具。
ショルダーバッグ描いてみてと言ったら多くの方が思い描くデザインとも言えるthis is simpleと言ったバッグなので、若い方から、お年寄りまで世代を超えて愛されるバッグと言えるでしょう。
サイズ展開はスモールクラシックとミディアムクラシックの2パターンで、定番素材としては傷のつきにくいレザーとしても知られているボックスカーフが挙げられます。
長く使い込むほど味が出る、人生を共に歩んでくれるバッグとしてオススメです。
セリーヌの二次流通市場での評価
ここからはセリーヌの二次流通市場での評価についてお話したいと思います。
押しも押されぬラグジュアリーブランドのセリーヌですから、当然二次流通市場の評価は総じて高いといえます。
しかし、新しいものが評価されがちなラグジュアリーブランドの世界にあって、セリーヌでは前任のフィービー・ファイロ時代のバッグがとても高く評価されているという現象がおこっています。
当然、新しい商品であるエディの作ったモデルも高い評価を得ているのですが、フィービーの生み出したアイコン的な存在、「ラゲージ」や「カバ」などは今でもとても人気があります。
余談ですが、「OLD CÉLINE」という名前でフィービー時代のセリーヌを追うインスタアカウント等も存在しており、フォロワーが37万人以上いるなど、フィービー時代のセリーヌにはかなりの根強いファンが多数存在しています。(2021年7月現在、非公開アカウントとなっているようです)
しかしエディに交代してからのセリーヌも中古市場での評価は高く、どちらもKLDでは強気のお値付けをさせていただいております。
KLDの販売ページはこちら
以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ブランド古着買取専門店KLDでは、セリーヌを高価買取しています
ここまでお話ししてきたようにセリーヌというブランドは、長い歴史の中で数々の名作バッグを生み出し、それが評価されています。
ブランド古着買取専門のKLDではこのセリーヌの買取に力を入れています。
セリーヌのお買取りについてはこちらからもどうぞ。
KLDではこれらを買取する際、中古市場での評価に関する知識や、的確な状態のチェックに沿って買取の評価を行っています。
それに加え、ラグジュアリー系のブランドに関してしっかりと知識があり、真贋判定などにも明るい査定士が、しっかりとお値付けをします。
このように、知識の深い限られたスタッフのみが特定の査定にあたる事は、小さな会社だからこそ可能なことかと思います。
こちらの記事でもKLDが高価買取ができる理由を説明しています。
KLDがブランド服を高価買取できる理由
もしかしたら、ここまで読んでくださった方の中には、
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